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小林忠彦メモリアルホール

創業者である故小林忠彦が、生前受けた勲章、賞状、愛用してまいりました遺品、当時の写真など、弊社創業時からのゆかりの品々を展示するために、平成16年5月18日に旧小林無線工業株式会社の2階に開設し、平成31年4月に小林工業株式会社 第三工場に移設し、現在に至っております。

小林忠彦メモリアルホール

創業者小林忠彦について

TDK株式会社は、仁賀保町(現にかほ市)出身の斎藤憲三氏が創設した東京電気化学工業が前身で、第一号の工場が蒲田工場にあります。
昭和十二年上京した小林忠彦は、少年工一期生として、そこで働き始めました。
昭和十七年三月、現地入隊の命を受け、満州に渡り飛行機の整備、暗号技兵などの任務につきました。
終戦と同時にソ連軍により武装解除され、捕虜となり、その後三年の長きにわたり、シベリアでの抑留生活を送ることになりました。
後に、「氷点下四〇度という厳冬での鉄道敷設作業は、まるで地獄絵図を見るような、言葉にならない程、悲惨且つ無残な生活」と本人が語った経験を経ました。
昭和二十七年七月30歳の時に、TDK協力工場として「小林工業所」を設立しました。

小林忠彦

展示風景

  • 展示風景 入口を入ると小林忠彦の幼少期から小林工業株式会社を起業するまでの生い立ちを閲覧することができます。
  • 展示風景 入口横にある赤いメッサーシュミットは、当時の弊害であった製品の破損を防止するために購入し、フェライトの運搬に使用しました。
    当時の昭和30年頃は、東京電機化学工業(株)(現TDK)にフェライト製品を、風呂敷に背負って仁賀保まで運搬又はバイクで運搬をしていたが、当時の国道7号線は砂利道に加え凹凸が激しく、製品の破損による弊害があったようです。

利用案内

アクセス
小林工業 本社内展示室(秋田県由利本荘市石脇字赤はげ1-372)
開館時間
平日(月〜金曜日)9時~16時
入館料
無料
お問い合わせ
総務部担当までご連絡ください。
電話番号:0184-22-5320